膳野菜日記

旬をメニューに活かす めしカフェmanimani

JA広報担当ウエノです。

丹生膳野菜に毎日通うプロの料理人にお話を聞くコーナー「食のプロが集う丹生膳野菜」の第2弾!!

今回おじゃましたのは福井市の運動公園近くにある「めしカフェmanimani」。おしゃれな外観からすると、料理は洋風?欧風?などと想像を巡らしながら店内へ。メニューに目をやると、意外や意外、ジャンルにこだわらない創作料理の品々がずらりと並んでいます。特にランチは野菜たっぷりの和食が中心で、お客さんの9割が女性だというのもうなずけますね。

なぜ和食─?その理由をオーナーの勝倉浩平さん(33)に尋ねてみました。手に職をつけたいと19歳から魚介、海鮮料理店、割烹で働いていたため、和食は常に身近な存在だったそうです。地の物を使いながら素材の旨味を引き出す和食の魅力に毎日触れていれば、それを提供したいと思うのは自然なことなのかもしれませんね。

勝倉オーナー2.JPG              【勝倉浩平オーナー】

2010年には念願の自分の店をオープンさせました。店内は無機質にしたくないという思いからテーブルやオブジェなど、優しい木のぬくもりであふれています。サーフィンが趣味という勝倉オーナーが海岸で拾ってきた流木も、店内で立派な柱としていい味を出していますよ。

manimani外観.JPG
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           【中央の立派な柱は勝倉オーナーは集めた流木】 

勝倉オーナーは旧清水町出身。料理に使う野菜や魚のほとんどを馴染みのある丹生膳野菜から調達しています。毎朝、手提げ袋で3袋ほどを買い付け、知り合いになった生産者からおまけしてもらうことも。一方で、生産者も朝の何気ない会話の中から、品目選定のヒントをもらったり、栽培の励みになる言葉をもらったりと、やる気につながっています。勝倉オーナーは「丹生膳野菜の野菜はクオリティーが高い。魚も旬のものはもちろん、珍しいものや高級魚も安く買えるから、開店当初からなくてはならないお店になっています」と語ってくれるほど、常連中の常連さんです。出荷者の名前を見て買う野菜も多く、「どうやって作っているのか1度会って話してみたいなと思う農家さんもいますよ」と栽培方法にも関心を寄せています。「作るのは大変だと思うけど、オーガニックの野菜をもっと使いたいと思っているんです」とちょっとしたこだわりも教えてくれました。
 この日作っていただいたのは、懐石のコースで提供することもあるという「春の八寸盛り」。色彩が鮮やかで春の息吹を感じさせますよね。これから宮崎地区で旬を迎えるタケノコの皮を器にし、タラの芽やコゴミなどの山菜をはじめ、桜鯛、タコ、エビなどの魚介をたっぷり盛り付けました。粟麩とよもぎ麩を使ったゆず味噌の田楽もお花見気分を満喫させてくれます。「メニューを考えるときは、『走り』、『旬』、『名残り』をバランスよく入れることに気をつけています。欲を言えば、地のもので季節を先取りできるような野菜があるといいですが、丹生膳野菜ではやはり旬を意識したものを使い、ひねておいしさを増すものも取り入れています」と、さすがプロだなぁと感心してしまうコメントも残してくれました。

八寸寄せ.JPG                【春の八寸盛り】 

 めしカフェmanimaniでは、おいしい料理を提供したいというのはもちろんですが、食事の時間を楽しんでほしいと考えています。マニュアル通りの接客ではなく、サービスや雰囲気を大事にしながら、お客さんとの近い距離でいられるよう心掛けています。ランチからカフェタイム、ディナ-と長い時間オープンしているので、豊富なメニューを堪能してくださいね。



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