管内レポート

                                         

越前水仙本格出荷を開始/生育前進も出荷者一丸

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 越前水仙の出荷が本格的なシーズンを迎える。12日に統一目揃え会を行い、14日から露地栽培のスイセンの出荷が始まった。需要期は12月10日以降で、クリスマス後に迎春に欠かせない花材として需要が高まる。出荷は2月中旬ごろまでで、全国に出荷する。出荷目標220万本。
 今シーズンは8月から9月にかけて適度な降水量があり、平均気温が高いこともあって球根の発根が促され、需要期に対して前進傾向の12月5日頃に出荷ピークを迎える見込み。花芽数は十分あるとされ、収穫面積を広げて出荷数量を確保したい考え。
 出荷を前にして12日の目揃え会には農家と関係者ら約60人が参加。市場関係者からは「スイセンは越前。クレームも少なく、年末には無くてはならない日本の迎春花。一本でも多い出荷をお願いしたい」と農家に出荷を促した。JAからは出荷規格を確認。茎の長さや蕾の切り前基準のほか、「茎元の白いハカマは4㌢以上確実に残して」と選別の強化を呼びかけた。
 越前水仙は福井県越前海岸を中心に栽培され、千葉県、淡路と並ぶ三大群生地のひとつ。約70㌶の栽培面積は日本一。福井県の県花に指定され、海岸の強風を受ける越前水仙は葉がしっかりしていて香りが良いのが特徴。華道家をはじめ、迎春の花材として需要が高い。JAと県では海岸の他に平坦部でのハウス栽培を推進し、促成及び抑制栽培に取り組み、出荷時期に幅を出し安定出荷に向けた取り組みもおこなっている。

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