管内レポート

                                         

収穫時期にこだわり糖度17度以上のブドウを出荷する川上克博さん

 こんにちは。広報担当の佐々木です。今日は丹生膳野菜会員でぶどうを出荷する川上克博さんのお話を紹介します。


 JA越前丹生直売所・丹生膳野菜会員・川上克博さんは、福井市清水地区の北に位置する清水集落でブドウを栽培します。家屋の裏手にパイプハウス6棟と鉄骨ハウス1棟を所持し176本のブドウを育てています。
 「30年前から作っているが、まともに食べられる事は無かった」と話す川上さん。趣味で始めた栽培でノウハウなど無く、害虫や病気の発生が原因でほとんど収穫できなかったそうです。建設業に携わっていた川上さんは、県農林総合事務所の仕事を請け負っていた時に県がブドウ栽培を勧めている事を知り栽培マニュアルを入手しました。栽培に力を入れようと思っていた矢先、県の普及員から本格的な栽培に挑戦してみないかと打診されました。最初は断っていましたが担当者の熱心な呼びかけで本格的に栽培しようと決意。2013年に県の事業を活用し、180平方メートルのハウス6棟を連棟で建設しました。1,080平方メートルのハウス内に15品種のぶどうを定植。建設業で培った技術を生かし植え付けベッドや潅水装置、棚など必要な設備を自ら製作しました。
 通常、土の中に植穴を掘り植付けますが、県内でも事例の少ない根域制限栽培を導入しました。植付け用のベッドに床土を入れ定植する事で根を閉じ込め早く樹を成長させる方法です。直植えに比べ早く収穫出来る事が特徴で翌年には収穫できたそうです。近年は非常に人気の高いシャインマスカットや巨峰、藤稔だけでなく瀬戸ジャイアンツ、竜宝といった県外でも評価が高い品種を栽培しています。品種それぞれの味や形に特徴があり利用者に見る楽しみや選ぶ喜びを提供しています。
  色づき具合が良くても糖度16度以下のものは出荷しないこだわりぶり。県外産は運送時間が掛かるため鮮度劣化や糖度が高く無い状態で収穫され売り場に並ぶ事があるそうです。すぐに出荷できる直売所ならではの利点をいかし、圃場で17度以上のものを丹生膳野菜へ出荷します。川上さんは「収穫時期にこだわった地場産の甘くておいしいぶどうを消費者に届けたい」と話します。こだわりのぶどうは、9月下旬まで出荷予定となっています。

syainmasukatto kawakami.jpgシャインマスカットを収穫する川上さん

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